お陰様を持ちまして、東京演劇道場公演 『赤鬼』 全日程終了いたしました。
今回もたくさんの応援 誠にありがとうございました。
今回は稽古中から、まさに作品と同じく“見えない敵”との戦いでしたが
カンパニー内で感染者を出さずに終えられたこと、ホッとしております。
野田氏の書いた言葉を野田氏の演出で具現化できた経験は
貴重で、幸せで、至上の喜びを感じられました。
日本語特有の、侘び寂びだったり、凶器性を持つほどの爆発力だったり、日本語の表現の素晴らしさを再認識させられました。
この時世も手伝ってか登場人物に共感し、自分を振り返り反省することがいつも以上に多かったテーマだったように思います。
こんな時だからこそ、言葉を司る仕事をさせていただいている重みを感じ、
伝え続けていきたいと強く希望します。
さて、次回は秋に同じく東京芸術劇場にてお待ちしております。
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シェイクスピア作品を 野田氏が潤色し ルーマニアの奇才・シルヴィウ プルカレーテ氏の演出という
初めてのことだらけ、どのような作品となるか非常にワクワクしています。
お楽しみに!!